昔販売されていた AQUAZONE 風のゲームを作ろうと思い、仕様を練っています。アクアリウムの主役は「魚」ですが、シミュレータの仕様を決めるにあたってキモとなるものは、タイトルにある通り「水」(水質)です。
そこで AQUAZONE ではどうなっていたかアプリを実行して確認してみました。
AQUAZONE ではこのように水質の情報を見ることができます。今回は新しい水槽を立ち上げたときのパラメータを確認しておきます。
ラベル | 名称 | 初期値 | 最小値 | 最大値 |
---|---|---|---|---|
Temp/℃ | 水温 | 26.5 ℃ | 0.0 | 50.0 |
pH | 水素イオン濃度 | 7.0 | 0.0 | 14.0 |
GH | 総硬度 | 4.0 | 0.0 | 20.0 |
O2 | 酸素 | 8.000 mg/l | 0.0 | 10.0 |
CO2 | 二酸化炭素 | 15.000 mg/l | 0.0 | 100.0 |
HNO3 | 硝酸 | 0.000 mg/l | 0.0 | 100.0 |
NH3 | アンモニア | 0.000 mg/l | 0.0 | 10.0 |
Cl | 塩素 | 1.100 mg/l | 0.0 | 20.0 |
Mg | マグネシウム | 0.000 mg/l | 0.0 | 300.0 |
Ca | カルシウム | 42.000 mg/l | 0.0 | 300.0 |
Protein | タンパク質 | 0.000 mg/l | 0.0 | 100.0 |
Carbohydrate | 炭水化物 | 0.000 mg/l | 0.0 | 100.0 |
Fat | 脂質 | 0.000 mg/l | 0.0 | 100.0 |
Vitamin | ビタミン | 0.000 mg/l | 0.0 | 100.0 |
現実で水槽を管理するときに気を付ける成分以外にも、食べ物に含まれる成分(タンパク質・炭水化物・脂質・ビタミン)が細かくパラメータ化されていました。これは餌が水質に与える影響を計算するためでしょうか。自分が考えていた仕様よりも細かい。。。他に気になるのは最初から水温が 26.5 ℃ で温水を汲んでいるのかとか、塩素濃度が 1.100 mg/l で国内では超えないようにされている目標値の 1.000 mg/l を超えている点とか。
水温は水換えのたびに調整するのは面倒そうだし、塩素濃度は薄すぎてもゲーム性が欠けるというのもあり、単純に現実に合わせればいいというわけでもないのでどう調整しようかといったところ。。。